内視鏡センター

1.内視鏡センター案内

内視鏡センターの紹介


内視鏡センターでは、消化管(食道、胃、十二指腸、大腸)の内視鏡検査を行っています。

スタッフは医師、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、医師事務作業補助者、看護助手、事務職員で 構成されています。

当院の内視鏡センターは「受診される方のニーズに応えながら安全かつ苦痛の少ない内視鏡検査」を目標に しています。

<検査と治療内容>
・上部消化管(食道・胃・十二指腸)の検査、診断、治療
・下部消化管(大腸)の検査、診断、治療

施設認定

当院は、日本消化器内視鏡学会指導施設の認定を受けています。


内視鏡室概要(内視鏡装置・設備)



内視鏡室数 4室
内視鏡装置 オリンパス社製 EVIS X-1 :4台
内視鏡洗浄装置 オリンパス社製 OER-5:2台、 OER-6:2台
内視鏡スコープ数 オリンパス社製  総数22本拡大内視鏡ありNBI使用可
内視鏡関連機器 ・OFP(ウォータージェット用送水ポンプ)・UCR(炭酸ガス送気装置)

■内視鏡室

内視鏡検査時間



午前 胃内視鏡検査
大腸内視鏡検査
午後 胃内視鏡検査
大腸内視鏡検査
内視鏡的ポリープ切除術
EMR(内視鏡的粘膜切除術)
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
その他処置

内視鏡検査・治療実績

内視鏡検査 医療実績はこちら

チクバ外科 内視鏡室の特色

当院では、苦痛の少ない内視鏡検査の手法をとりいれて、患者さんに喜んでいただいています。

胃の検査は、のどに麻酔をする方法と、痛みや不安感を抑える鎮静剤を使用する方法があります。

大腸の検査では、鎮静剤を使用しない方法と、鎮静剤を使用する方法があります。

鎮静剤を使って、楽に検査を受けていただくことができますが、鎮静剤の効果は、半日位は残りますので、以下の点にご協力ください。

1.付き添いが必要  2.乗り物の運転は厳禁


■リカバリー室

上部(胃・食道・十二指腸)内視鏡検査の紹介

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、食道がんなど、胃・十二指腸・食道に関係する病気を診断することができます。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍では、ピロリ菌の感染を調べることができます。


当院の特徴

内視鏡を口から挿入する検査方法です。
鎮静剤を使用して検査を行っています。
鎮静剤を使用せず、のどに麻酔をして行う方法もあります。
外来で上部(胃・食道・十二指腸)内視鏡検査を行っています。
午前と午後どちらでも検査を受けることができます。
検査時間は、5~10分程度です。
検査後、リカバリー室で1~2時間休んでもらい(鎮静剤を使用した場合)、その後、説明を受けて帰ってもらいます。

大腸内視鏡検査の紹介

大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病などの、大腸に関係する病気を診断することができます。


当院の特徴

鎮静剤を使用して検査を行っています。
(鎮静剤を使用せずに検査を行うこともできます)

外来で大腸内視鏡検査を行っています。

午前と午後どちらでも検査を受けることができます。

検査時間は、10~20分程度です。(個人差によります)

検査後、リカバリー室で1~2時間休んでもらい(鎮静剤を使用した場合)、その後、説明を受けて帰ってもらいます。

内視鏡的ポリープ切除について

内視鏡的ポリープ切除とは、検査によって発見されたポリープを、内視鏡下にて高周波スネアというワイヤーを投げ縄のように、隆起物(ポリープ)の根元にかけ、電気で焼き切る治療法です。

痛みはありませんがポリープを取ったところには、傷(潰瘍)ができます。

まれですが、その傷から出血することがありますので、治療後は若干の注意が必要となります。

ポリープ切除部の傷が治るのには、約2~4週間かかります。

切除したポリープの数・大きさ・切除後の状態により多少変わりますが、治療後から1週間は注意が必要です。

切除したポリープは、回収して組織検査することで、良性・悪性の判断や、悪性度の判断が可能です。



EMR(内視鏡的粘膜切除術)について

EMR(内視鏡的粘膜切除術)とは、 内視鏡を使用して、粘膜の下に、生理食塩水などの液体を注入して、平坦なポリープなどを隆起させて、スネアワイヤーで電気を流して切除する方法です。



ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)について

ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)とは、内視鏡を使用して、早期がん等の病変を、電気メス等で広く切除する方法です。




 

 

2.内視鏡検査を希望される患者さんへ

検査の流れ

まず、外来受診を行い、検査の予約をして下さい。

外来診察にて症状や病態をうかがい、検査を計画し予約をしていただきます。

緊急時は即日対応しています。

紹介状をお持ちの方はお出し下さい。

大腸内視鏡検査の場合、検査前日と当日に自宅で下剤を飲んでもらいます。

内視鏡検査の流れ(外来)

着替え(大腸内視鏡検査では、検査用トランクスに着替えてもらいます)

胃内視鏡検査(5~10分)・大腸内視鏡検査(10~20分)

リカバリー室で休息(1時間~2時間)

検査結果説明

検査着(検査用トランクス)

大腸内視鏡検査では、検査用トランクスに着替えてもらいます。


検査費用・入院費用について

入院費用について(3割負担の場合)(部屋代別)



大腸内視鏡検査
(1泊2日)
約2万~3万円
胃内視鏡検査
(1泊2日)
約2万~3万円
内視鏡的ポリープ切除
内視鏡的粘膜切除術
(EMR)
(1泊2日、2泊3日)
約4万~6万円
処置内容と宿泊日数により値段は変わります

入院について

治療(ポリープ切除等)は原則、入院で行います。入院当日の午後から行います。

治療後は、約2~3日間入院治療が、必要です。
入院期間は、病変の大きさ等により異なります。
検査説明の際、医師から説明させて頂きます。

ポリープ切除後に出血する危険性があるため入院が延びる事があります。
1週間程度はできるだけ予定は入れず余裕をもってお越し下さい。

治療後の説明について

ご本人様へのポリープ切除についての説明は、翌朝内視鏡室(休日は外来)にて医師より説明させて頂きます。

切除したポリープの組織の結果は、約10日後に来院してお聞き下さい。


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チクバ外科・胃腸科・肛門科病院
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