生理機能検査
超音波検査(エコー)【画像診療課と共同】
超音波とは、耳に聞こえないほどの高い周波数の音のことで、超音波検査では、超音波を発生するプローブを体に当てて反射した音から目的の部位の画像を作ります。 その画像を観察し、臓器の大きさ、性状、腫瘤の有無やその良悪性などを調べます。 肺や骨を除けば大部分の臓器の内部性状を調べることができます。
当院で行っている項目
- 腹部超音波検査:肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓・膀胱・前立腺(男性)・子宮卵巣(女性)・胃・十二指腸・小腸・大腸
- 下肢血管超音波検査:下肢静脈の血栓の有無
当院では、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患(IBD)の評価も積極的に行っております。
実績
項目 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
腹部超音波検査 | 3151件 | 2909件 | 3200件 |
下肢血管超音波検査 | 10件 | 9件 | 19件 |
呼吸機能検査
呼吸機能検査は、肺の容量や空気の流れを測定することで、肺の健康状態を確認します。
息を吸う能力(肺活量)、 息を吐く能力(1秒量)、 酸素を取り込んで二酸化炭素を吐き出す能力(肺拡散能)を評価します。
主に手術前に行うことが多い検査となります。
尿素呼気試験
尿素呼気試験は、ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)に感染しているかどうかを調べる検査です。診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断するので、簡単に行えて精度の高い診断法です。
院内で実施する検査なので、当日に検査結果を確認できます。